hoshiko 星子 2010 |
Just arrived at Bar Tram |
Bar Tram Hoshiko photo |
Message from the producer |
星子飲み方1 |
おすすめ飲み方 |
無添加 限定生産の梅リキュール”星子”を初めて飲んだのは
確か15年くらい前になるのでしょうか。
アブソルートウォッカの空き瓶につめられた星子を
初めて譲っていただいたのも97、8年くらい。
もう10年以上も前のことになります。
デニーさんがニューヨークから帰って来て働いていた店
六本木の東風という店にいたころ(1970年代)
世界に誇れる日本発のリキュールをつくル、というコンセプトのもとに始まったプロジェクトだそうです。
その店を経営していたのは確かS&Bというスパイスの会社だったことから
運命的とも言えるインスピレーションで
スパイス類を副材料として梅リキュールをつくる実験が始まったのでした。
その後伊豆に一軒家を山ごと借りて秘密のファクトリーとして
研究と製造が続けられることになります。
(かつて一度だけこのファクトリーを訪問、見学&宿泊させていただいたことがあります。)
春に地元伊豆でとれた梅を厳選してスパイス類の副材料とともに漬け込みます。
秋のビン詰め、ラベル貼りまで
すべてが手作業でおこなわれていたのでした。
なんと2004年頃ついにメルシャンと契約。
メジャーデビューを果たし
生産拠点を最高の梅が得られる紀州に移すとともに
生産規模が拡大できることになります。
非常に残念ながら度数の変更があり、
以前のような”男の酒”な感じはうすくなってしまいましたが、
もちろん絶妙な梅とスパイスのハーモニーは健在であるとともに
よりたくさんのひとたちに飲んでもらうことができるようになったのです。
喜びもつかの間、メルシャンがキリンに買収されることに。
小ロット部門のリストラが開始されます。
キリンさんにしてみれば何でも小ロット?
さすがはジャイアント企業、星子続けるか続けないか決定するのに半年かかるというありさま。
決定待っている間に仕込みの時期が過ぎちゃうじゃないかっていうことで
デニーさんはまたインディペンデントな立場で和歌山の工場の方々と
星子の製造を続けることにしたのでした。
毎年5月に注文をすると翌一年分の星子が11月頃に届きます。
Bar Tramでは今年度は9月ころ早々と2009年ビンテージは売り切れてしまい、
1ケースの再入荷があったのですが、それも完売。
毎年寝かせて変化を味わうために1本以上はキープしているのですが
今年はなくなってしまいました。
本日18日はボジョレヌーボー解禁の日ですが
恵比寿Bar Tram&Trenchは今年もボジョレ入荷致しません。
決してコンビニでは売っていない、決してペットボトルにも入っていない
星子ヌーボーお楽しみください。
ビン内熟成前のフレッシュな味わいが楽しめるのは今のうちです。
星子はその年にとれた梅をつかってつくられるため
梅の出来具合により年ごとに味の個性があります。
2010年ビンテージは例年より色が薄く、かなりさっぱり、あっさりとした味わいです。
*星子ニュースブログ
http://hoshikonews.blogspot.com/
*この本に知り合い、先輩、友人等が5人以上出てたらあなたもきっとXXXでしょう。
デニーさんについて書いてある本
"ドロップアウトのえらい人"
解禁、って言葉に弱い方がた、カンパーイ!!
Bar Tram & Bar Trench (I)
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