アブサン誕生は、1769年,フランスとの国境に近いスイス北部、
ヴァル ・デ ・トラヴェールで薬用として生ま れたのが最初で,
後にペルノ社創業者アンリ・ルイス・ペルノ氏がこの地を訪れ,
最初の蒸留器を設置し、
現在では“アブサン誕生聖地”として広く知られています。
キュブラー社の前身、ブラックミント社は1863年
創立後、ヴァル・ デ・ トラヴェールで
アブサンだけを造っていたキュブラー家の3代目イヴ・キュブラーが買取り、
曾祖父が残した伝統的な秘法を継承し今日に伝えています。
曾ってオスカー・ワイルドが,爽やかな 香味と
透き通る緑色から
《緑の妖精 The Green Fairy又はLa Fee Verte La Fee Verte 》と呼び,
多くの詩人や芸術家達 を虜にしたという逸話が今も残っています。
しかし,ニガヨモギ成分のツヨンに精神障害があるとの風評で,
1910年10月7日,当時のスイス政府は、
住民投票を行い、アブサンの製造・販売の全面禁止を発表したのです。
しかし、95年経た2005年3月1日 その誤審を
全面的に認め,アブサン製造・販売の公式解禁を 全世界に向けて発表し,
当時大きな反響を呼びました。
このリーダーシップを執ったのがキュブラー社で、
2005年3月のスイス国内で、
次いで2007年10月16日のアメリカ国内で、
夫々解禁後最初に正式販売された
第一号アブサンとして認められています。
このキュヴェ・ドゥ・サントネールは、
スイスで禁止法が発令された1910年10月7日から 100年経った
2010年10月7日を記念して、3000本だけ造られた限定解禁記念ボトルです。
正面ラベルには、 Cuvee du Centenaire 1910 – 2010
と表示され、瓶裏面には解禁逸話が仏語、独語で載っています。
(輸入元オザキトレーディング資料より)
解禁100年なら分かるが禁止から100年て何の記念だ?
っていう当を得たツッコミがお客様からありましたが
ともかく非常に美しいボトルです。
ちなみに中身は通常のキュブラーと同じです。
Bar Tram& Trench(i)
0 件のコメント:
コメントを投稿